自分の機能も性能も把握せず、精神論に縋るな

と教えられたので
自己認識の為にも客観的な能力考察等してみようと思い立ったので、
実行に移してみる事に。
詳細を知りたいという奇特な方はどうぞ追記をぽちっとなです。
但し、長いですよ？

 

『勇気があれば何でも出来る』

『自分を信じろ』

てめえの機能も性能も把握できねえ若者に

ここちのいい精神論ばかり

無責任に吹き込む風潮は罪深いよな

『なんとかなる』と思いこんで

戦場に足を踏み入れちまう奴も出てくる

「荒野に獣慟哭す」
比留間浩一郎の言葉から

私の機能とはどういったモノか？
それを確認するには己のジョブについて深く考える事が不可欠であると考える為
其れを此所に書す。

魔剣士
私の本業ジョブである。
本業として選択した際の能力修正は、
気魄+2　神秘-2
となる。
装備可能な詠唱兵器は、
長剣　日本刀　鎖剣　大鎌　斬馬刀
計五種。
習得可能なアビリティは、
黒影剣　ダークハンド　旋剣の構え
計三種に、本業として選択した時のみ、
闇纏い
を使用する事が出来るようになる。

・能力の考察
本業に選んだ際の能力傾向としては見ての通り、
気魄が上がり、神秘が下がる。
この事からバイトジョブ選択の際は、
気魄攻撃を持つジョブと相性が良く、
神秘攻撃をメインとするジョブとは相性が悪い。
また、ジョブ修正を加えてもなお、
フラットタイプにすら気魄能力が上昇しない程の、
極端な神秘特化型の能力者等には、
本業バイトを問わず、このジョブを選択するメリットは殆ど無いと私は判断する。

・装備可能詠唱兵器の考察。
装備可能詠唱兵器、計五種について私の所感を述べる。
長剣
片手武器であり、気魄、術式の威力が上昇する二極バランス型の詠唱兵器。
なぉ上昇する数値は若干、気魄の値が高い。
Iniの上昇する値は高くもなく低くもない。
魔剣士の扱う全アビリティの能力をフルに生かせる為、
実に扱いやすい詠唱兵器であると私は感じている。
日本刀
長剣の気魄と術式の値を入れ替えた詠唱兵器。
オーソドックスな魔剣士が使用する場合に於いては、
長剣に比べやや防御に偏った装備となると思われる。
鎖剣
気魄の値だけが高い詠唱兵器、
感覚としては日本刀より高く長剣よりは低い程度。
神秘の値は決して高いと言えず、
術式に関しては殆ど上昇する事がない。
但し、片手武器であり、射撃（気魄）ボーナスが付加されている為、
決して使い勝手は悪くはないと思われる。
尚、前記の理由からこの詠唱兵器を選択した場合、
防御能力は殆ど失われると私は判断している。
大鎌
両手武器である。
能力傾向としては、
気魄が高く、神秘は低くはなく、術式は低い。
気魄攻撃は長剣より高くなるが、斬馬刀には及ばず、
魔剣士が神秘攻撃を使いこなすというケースも稀であると思う為、
正直扱いづらい詠唱兵器ではないかと私は考えている。
バイトに符術士を選択し、治癒符を活性してる場合に於いて、
其の力を発揮できるといった所だろうか？
但しその場合宝剣という新たな万能選手が、ライバルとして現れる事になるが。
斬馬刀
究極の一点特化型。
Ini、術式は栄光の全詠唱兵器ワースト一位であり、
神秘も殆ど上昇しない。
但し、この詠唱兵器の気魄攻撃力を上回る詠唱兵器は存在しない。
両手持ちという事も相俟って、たいへん扱いづらい感のある詠唱兵器だが…
此を振るう価値もまた、たいへん解りやすく存在しているといった所だろうか？
傾向としては兎に角、攻撃だけに偏った形となり、どちらが先に倒れるか？
といった展開になる事も多々あるのではないかと私は思っている。

詠唱平気全般での所感
バランスタイプ、遠距離攻撃、一点特化。
これらが満遍なく揃えられており、
どの武器も気魄攻撃が上がりやすい。
「優等生」と言った感じのラインナップ、というのが私の所感となるだろうか。
追撃武器がないのもまさに「優等生」と言った感じ。
ギャンブルはしません、そこそこの所で纏まるのが人生の勝者です。
とかつんけん言ってる生徒会長のような。そんなこんな。

・アビリティ考察
習得可能アビリティ、計三種について私の所感を述べる。
黒影剣
近接距離用、補足対象は敵1体。
敵にダメージを与えると同時に己の傷を癒す、対人魔剣。
属性は気魄。
尚、回復効果は敵に直撃させたときのみ。
回復量は詠唱兵器のLvに応じる。
少量とはいえ回復を見込みながら攻撃を行える為、
かなり使い勝手が良いと私は感じている。
攻撃距離との関係上、
鎖剣とは若干相性が悪いかもしれないアビリティ。
但し、接敵された際にその打たれ弱さを補う為の略奪攻撃、
と考えれば持っていく意義もあるのではないかとも。
ダークハンド
遠距離攻撃可能、補足対象は敵1体。
影を伸ばし敵を切り裂き毒に侵す、魔術。
属性は気魄。
尚、毒効果は敵に直撃させたときのみ。
毒のダメージは使用者のLvに応じる。
毒による追撃がある為、
其れを見込める相手には黒影剣以上のダメージ効率を見込める。
無論ギャンブルではあるのだが。
遠距離攻撃である為、ある程度防御を切り捨てても、
安全に戦えるというのが最大のメリットだろうか？
無論、攻撃射程の長さそのものが充分なアドバンテージであるのだが。
魔剣士の詠唱兵器とは相性の悪い物は存在しない。
旋剣の構え
対象自分。攻撃補助用アビリティ。
攻撃力を上昇させると同時に己の傷を癒す、構え。
攻撃力上昇量は使用者のLv 。
回復量は術式攻撃力に依存。
構え属性の為に白燐奏甲と同時に使用できるというのが最大のメリットか？
基本的に魔剣士の扱う詠唱兵器全てと相性が良いが、
長剣と日本刀装備時は充分回復量も見込めるようになる為、
更に使い勝手が良くなるアビリティ。

アビリティ全般での所感
全体攻撃が無く、仲間に掛けれるアビリティもない。
とどのつまりはやる事がほぼ決まっている為、
使い勝手は実に高いのではないかと思われる。
ひたすら攻撃である。
ノッカーとなるかタンクとなるかは能力と装備次第であろうが、
少なくともこの二つを担当するには全く不足無いアビリティ構成である筈。

番外
闇纏い
魔剣士を本業に選択した際のみ使用できるアビリティ。
使用回数∞
効果は一般人、機械に一切存在を感知されなくなると言う物。
たいへん強力なアビリティだが、
私達が闘う対象には一切効果が及ばない事、
イグニッションしなければあらゆる能力は封印されたままである事。
この事を忘れれば足下を即座に掬われる諸刃の剣である事を、
きっと私達は忘れてはならない。
あ、其れと当然のように悪用厳禁。
能力全般そうですけど。

以上、魔剣士考察終了。
続きは次回へ。
此所まで読んだ方は、本当にお疲れ様でしたなのです（深々）